Last update:2014/10/1

病院の種類

言うまでもなく、病院や診療所が医師や看護婦らが勤務する、医療業務の主要な舞台です。しかしながら一口に病院や診療所と言っても、いろいろと種類があるのはご存知でしょうか。そこでは人々の健康を守る数多くの医療のスペシャリストが働いているのですが、まずは病院の種類について紹介します。
医療機関には入院用施設を備えているところと、そうでないところがあります。入院患者のためのベッドが20以上あり、いつでも医師が待機していて診療施設がいわゆる病院です。一口に病院と言っても、規模や機能によってさまざまに分類されています。
ここでは様々な分類法を使って病院を分類することにします。分類法と言っても以下のようにいろいろとあります。皆さんの家の近くにあって、よく利用する病院がどの規模になるか、どうしてタイプになるか、これを機会に理解を深めてみてもいいのではないでしょうか。
規模による分類
① 大規模病院 ベッド数300以上
② 中規模病院 ベッド数は100から299まで
③ 小規模病院 ベッド数は99以下
機能による分類

  1. 総合病院 

ベッド数が100以上で、5つの診療科(内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻科)を備えている病院です。私たちにとっても非常におなじみです。

  1. 特定機能病院

ベッド数は500以上で、10以上の診療科があります。通常の病院と比べて医師が2倍、看護婦が1.5~1.6倍程度いる大型の病院です。また高度医療のための人員や技術、研究設備等を備えています。私たちの周りにある大型総合病院の多くがこの種類に含まれます。

  1. 療養型病床群

長期入院が必要な患者を受け入れる病床のある病院です。療養型病床群は更に老人の受け入れ比率が60%未満の療養Ⅰ群と、60%以上の療養Ⅱ群とに分けられます。医師・看護師と共に、たくさんの介護職員が働いています。療養型病床群という言葉を聞くと、あまりぴんと来ないかもしれませんが、高齢社会の介護医療を担う医療の最前線として関心を集めています。
その他さらに高度先進医療を行う学校法人病院(大学医・歯学部付属病院、大学病院、医歯科大学付属病院)や1種類の診療科の病床のみを持つ専門病院(精神病院)等があります。このあたりは私たちにも馴染みの深い名前ではないでしょうか。
また診療科による分類として、休日夜間急病センター(初期救急医療施設)、救急救命センター、高度救急救命センター、リハビリテーション施設等があります。

高齢少子社会の到来、専門医療の需要の増加、患者のニーズの多様化、一部の医療業務における専門人材の不足等といった要因があいまって、こうした病院や医療施設の求人や就職、転職情報をよく見かけるようになりました。一口に医療機関といってもこうしてさまざまな種類があり、これらが日本の医療をいろいろな角度から支えているのです。

Last update:2017/4/20